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価格¥65,000
創薬には幾多の苦労と感動がつきものです。大型新薬上市までの道のりは非常に長く険しく,大勢の力を結集し,紆余曲折の末に漸く成し遂げられるということは,アリセプトやカンデサルタン,ピオグリタゾンの苦労物語からも明らかです。前書『創薬支援研究の展望(2008)』をお読みになった方の中には,既に創薬に対する新たな渇望が湧いていることと思います。あるいは,より総合的,俯瞰的なプロセス開発の潮流を読んでみたいと思うのもしごく当然なことと思います。そこで,ここに新たな本格的書籍『日本発ブロックバスターを目指して―創薬研究の最前線―』を編集・発刊することに至りました。第1編では日本発大型新薬の研究開発に関して,メディシナルケミストリーに限定せず,創薬コンセプトから一部臨床開発も含む広い視点から纏めて頂きました。第2編には,ごく最近公開された創薬研究および創薬支援研究に関する情報だけではなく,大きな話題性を持って,最近あるいは過去に承認された新薬創製の軌跡を,高い見識から振り返って頂きました。「プロセス研究の話題」と題された第3編ではプロセス化学を新たな視点から検討するために領域別の情報を網羅いたしました。即ち,「ホウ素」「鉄」「ヨウ素」「水」「触媒」等をキーワードに選択し,それぞれの分野でご活躍されていらっしゃる第一線の先生方に,ご自身の研究成果と最近の潮流を丁寧に纏めて頂きました。また,少し視点を広げて,生体医工連携等に関しましても,外郭を取り上げて頂きました。以上,第1編から第3編までの各章は,他書にない特徴ある記載内容として,必ず読者の皆様方のお役に立てることと監修者一同考えております。 (「はじめに」より) 2010年5月監修者を代表して鳥澤保廣
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出版社からのコメント
創薬には幾多の苦労と感動がつきものです。大型新薬上市までの道のりは非常に長く険しく,大勢の力を結集し,紆余曲折の末に漸く成し遂げられるということは,アリセプトやカンデサルタン,ピオグリタゾンの苦労物語からも明らかです。前書『創薬支援研究の展望(2008)』をお読みになった方の中には,既に創薬に対する新たな渇望が湧いていることと思います。あるいは,より総合的,俯瞰的なプロセス開発の潮流を読んでみたいと思うのもしごく当然なことと思います。そこで,ここに新たな本格的書籍『日本発ブロックバスターを目指して―創薬研究の最前線―』を編集・発刊することに至りました。第1編では日本発大型新薬の研究開発に関して,メディシナルケミストリーに限定せず,創薬コンセプトから一部臨床開発も含む広い視点から纏めて頂きました。第2編には,ごく最近公開された創薬研究および創薬支援研究に関する情報だけではなく,大きな話題性を持って,最近あるいは過去に承認された新薬創製の軌跡を,高い見識から振り返って頂きました。「プロセス研究の話題」と題された第3編ではプロセス化学を新たな視点から検討するために領域別の情報を網羅いたしました。即ち,「ホウ素」「鉄」「ヨウ素」「水」「触媒」等をキーワードに選択し,それぞれの分野でご活躍されていらっしゃる第一線の先生方に,ご自身の研究成果と最近の潮流を丁寧に纏めて頂きました。また,少し視点を広げて,生体医工連携等に関しましても,外郭を取り上げて頂きました。以上,第1編から第3編までの各章は,他書にない特徴ある記載内容として,必ず読者の皆様方のお役に立てることと監修者一同考えております。 (「はじめに」より) 2010年5月監修者を代表して鳥澤保廣